朝鮮半島緊迫化、「日本は“火事場泥棒”になるな」=軍備増強をけん制―中国紙

Record China    2013年4月11日(木) 11時18分

拡大

10日、人民日報海外版は、緊迫化する朝鮮半島情勢について「北朝鮮は形勢を見誤らず、米国は火に油を注がず、韓国は焦点を見失わず、日本はこの機に乗じて軍備増強するなど“火事場泥棒”になってはならない」とする記事を掲載した。資料写真。

(1 / 3 枚)

2013年4月10日、人民日報海外版は、緊迫化する朝鮮半島情勢について「北朝鮮は形勢を見誤らず、米国は火に油を注がず、韓国は焦点を見失わず、日本はこの機に乗じて軍備増強するなど“火事場泥棒”になってはならない。戦争は誰の利益にもならず、地域の安定を脅かすだけだ」とする記事を掲載した。以下はその概要。

その他の写真

朝鮮半島の緊張が日に日に高まっている。地域の安定から中国国家利益の保護まで、さまざまな角度から問題をとらえる必要があるだろう。まず、北朝鮮は形勢を見誤らないことだ。核実験や弾道ミサイル発射には一つの合理的理由もない。半島情勢が自分の思惑通りになるとは限らない。また米国は火に油を注がないことだ。米国の圧力や制裁は、北朝鮮を孤立させ、国連決議違反の口実を与えてきた。高圧的な態度は緊張を高めるだけだ。

韓国は焦点を見失わないことだ。これまで米国の“傘”に守られてきたが、一度軍事衝突が起きれば一番打撃を受けるのは韓国だ。北朝鮮や米国のあおりに踊らされてはならない。日本は火事場泥棒になってはならない。北朝鮮が衛星やミサイルを打ち上げるたび、日本はそれを口実に軍備増強を図ってきた。北朝鮮の脅威を自らの安全戦略に利用するのは、地域の情勢を複雑化するだけだ。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携