2013年4月7日、シンガポール華字紙・聯合早報によれば、韓国・文化体育観光部が自国文化を広く伝えるための一連の措置を発表した。

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すでに世界的な影響力を持つに至った“韓流”をさらに広めるため、海外に設置されている韓国文化センターを現在の24カ所から5年以内に48カ所へと倍増させ、これまで設置されていなかったタイやブラジル、ベルギー、エジプトにも新たにセンターを設ける予定となっている。

海外で韓国の言語や文化を学ぶことができる教育施設・世宗学院や韓国文化センターを増強するほか、関連文化活動への予算も拡大するという。同国政府は、アニメーション・ゲーム・音楽・映画・演劇の5分野で育成費として7000億ウォン（約610億円）を投じることを計画している。

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は「文化・芸術面の教育は学生の夢と才能を育てるだけでなく、品格や素養を高める重要な要素」とした。さらに、「若者のスポーツの需要に合わせて地域の施設・設備を充実させる必要がある」として、今後は学生を中心とした若者に専用の割引カードを配布し、博物館やスポーツ施設を安価に利用できるようにするという。（翻訳・編集/岡田）