中国が南シナ海で島観光に力、周辺国との摩擦必至か―中国メディア

Record China    2013年4月11日(木) 12時36分

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6日、中国海南省政府は同省南東部の三沙市観光開発に力を入れる方針を示した。写真は西沙諸島・ウッディー島(中国名・永興島)に建設された埠頭。

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2013年4月8日、人民日報(電子版)によると、中国海南省政府は同6日、同省南東部の三沙市観光開発に力を入れる方針を示した。同市は南シナ海の西沙・中沙・南沙諸島を含み、一部の島々はベトナム、フィリピン、マレーシアなどと領有権をめぐって対立しているため、周辺国との摩擦を招きそうだ。

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同省の譚力(タン・リー)常務副省長が、同省ボアオ(博鰲)で開かれた記者会見で発表したもの。5月1日の労働節(メーデー)連休までには着手する。同副省長によると、島しょ部観光は主にクルーズ船による周遊で実施。観光客には船上に寝泊りしながら、各島に降りてレジャーを楽しんでもらう。同地域へのアクセスは現在、海南島から南東約300キロの西沙諸島のウッディー島(中国名・永興島)への航路があるのみ。今後周辺状況を発表するという。

しかし、同諸島をめぐって中国はベトナム、フィリピン、ブルネイ、台湾と領有権で対立しており、今後波紋を呼ぶことは必至だ。(翻訳・編集/AA)

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