ドニー・イェン主演の「3D冰封侠」、壮烈アクションシーンにロケ許可下りず大幅変更―香港

Record China    2013年3月22日(金) 16時42分

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21日、香港のアクション俳優ドニー・イェンが主演する映画「3D冰封侠」が、香港の啓徳国際空港跡地でロケを行った

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2013年3月21日、香港のアクション俳優ドニー・イェン(甄子丹)が主演する映画「3D冰封侠」が、香港の啓徳国際空港跡地でロケを行った。時光網が伝えた。

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撮影中の同作は、ユン・ピョウ(元彪)主演「タイム・ソルジャーズ〜愛は時空(とき)を超えて〜(89年)」のリメーク作品。明代の衛兵が現代へタイムスリップするストーリーで、製作費1億5000万香港ドル(約18億円)は、中華圏の3D映画として過去最高となる。

香港にある全長2160メートルの吊り橋・青馬大橋を完全封鎖して撮影するカーアクションのシーンが、「3D冰封侠」の見どころの1つだった。しかし、最終的に香港政府からの許可が下りず撮影は断念。かつて香港の玄関口だった啓徳(カイタック)空港の跡地を利用し、大橋にそっくりなセットを準備した。風景など不足部分は、CG効果で補うことになったという。

ロケ許可を下さなかった香港政府だが、その理由は撮影のあまりの危険さを憂慮したもの。しかし、過去にはバットマンシリーズの「ダークナイト ライジング」や「トゥームレイダー」といったハリウッド映画に対し、香港政府は惜しみなく撮影協力している。このため、今回の措置については、香港メディアからも政府非難の声が上がっている。

今回撮影されたシーンは、中国の俳優ワン・バオチァン(王宝強)がかっ飛ばす高級車ランボルギーニを、タイムスリップしてきたドニーが白馬で追うというもの。30台の車が粉々になるという迫力場面もあり、さらに橋を舞台にした「陸・海・空」三つ巴のアクションシーンがあるという。撮影現場にはサイモン・ヤム(任達華)らの姿もあったが、誰がどんなアクションを演じるのか、詳細は明らかにされていない。(翻訳・編集/Mathilda

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