レーダー照射「した」「しない」で二転三転、国内からは一部「信用できない」との冷たい声も―中国

Record China    2013年3月18日(月) 17時31分

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18日、中国海軍のフリゲート艦が今年1月に海自護衛艦に対してレーダーを照射したとされる問題で、日本メディアの報道と中国当局の見解が食い違っている。中国国防部は依然として照射の事実を否定している。資料写真。

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2013年3月18日、中国海軍のフリゲート艦が今年1月に海自護衛艦に対してレーダーを照射したとされる問題で、日本メディアの報道と中国当局の見解が食い違っている。

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日本メディアの報道によると、中国人民解放軍の複数の幹部が、撃用の射撃管制レーダーを照射した事実を認めたうえ、「艦長の緊急判断によるもので、偶発的なものだった」と説明したという。報道を受けて中国国防部報道事務局は18日、これを否定する談話を発表した。

「一連の問題について、中国国防部は幾度も厳正なる立場を明確にしてきた。真相は明らかで、日本側の言い分は事実に合致しない。報道内容は中国軍部の名誉に泥を塗るものであり、国際社会をミスリードするという意図を持ったものである」と、厳しく反ばくした国防部。監視や妨害活動を行っているのはむしろ日本側であり、中国軍用機や船舶の安全を脅かしている。中国側は「その証拠を持っている」とも主張している。

これを報じた中国大手ポータルサイト・網易(NETEASE)の記事には、中国当局の姿勢に呼応するように、日本への反感を強める読者からのコメントが多く寄せられた。

「日本がこうした情報ねつ造をするのは軍拡への口実を得るためか?」

「日本の戦闘機は連日、上海からわずか135キロの地点までを巡回している。中国最大の都市が、他国の戦闘機からの武力誇示にさらされている今、国家の安全はどこにあるかと思う」

「日本から挑発したのは事実、開戦となれば日本が敗北するのも事実」

「被害者を装って同情をひこうとするやり方はベトナムやフィリピンと同じ。他国の領土を奪っておいて、逆に『奪われた』と大騒ぎしている」(※ベトナムやフィリピンも中国との領土問題を抱えている。)

但し、上記のようなコメントの中には一部、自国政府への不信感を表す以下のような投稿も見られる。

「世界中の華人は知っている、お前らが意気地なしなうえに強情っぱりであることを」

「国民が政府の言い分を信用していないんだ、外国人が信じると思う?」(翻訳・編集/愛玉)

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