中国だけを「ネットの悪人」に仕立て上げようとする米国=ハッキング攻撃、米露の方が多い―香港メディア

Record China    2013年3月18日(月) 11時34分

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15日、参考消息は記事「香港メディア:中国を“悪人”扱いするのは米国の伝統に合致している」を掲載した。写真は13年2月、南京で行われたコカ・コーラ社のイベント「快楽キーボード」。

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2013年3月15日、参考消息(電子版)は記事「香港メディア:中国を“悪人”扱いするのは米国の伝統に合致している」を掲載した。

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14日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは米誌ブルームバーグ・ビジネスウィークが報じたある統計を伝えた。ドイツテレコムによると、ハッキング攻撃の発信が最も多い国はロシア。以下、台湾、ドイツ、ウクライナ、ハンガリー、そして米国と続く。この分野で常に批判されている中国は12位でしかないという。

実のところ、今のネット世界は哲学者トマス・ホッブスの説いた「自然状態」にあり、飽くなき闘争が繰り広げられている。高度に世界経済が一体化した中、実弾の戦争の代価は重すぎるが、サイバー戦争の殺傷能力はそこまで高くないためだ。中国も米国もロシアもその中の有力な参加者に過ぎない。

それにもかかわらず、米国は中国だけを「ネットの悪人」に仕立て上げている。これは実に米国らしいやり口だ。イラクやパナマ、ベトナムをそうしたように相手を敵にでっち上げて戦争をしかける。

現在、米国は唯一、他国にサイバー戦を展開した経験があると認めている国家だ。そして今、米国は再びサイバー戦をしかけようとしているようだ。そのために必要なのは敵の存在だ。(翻訳・編集/KT)

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