中国の尖閣諸島への測量隊派遣、「島に上陸すれば戦争へ発展の可能性も」―海外メディア

Record China    2013年3月15日(金) 12時29分

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14日、中国は2度にわたり尖閣諸島に測量隊を派遣すると発表している。これに対し、日本側は中国の測量隊の尖閣諸島上陸は受け入れられないと反論している。資料写真。

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2013年3月14日、中国は2度にわたり尖閣諸島に測量隊を派遣すると発表している。これに対し日本側は、中国の測量隊の尖閣諸島上陸は受け入れられないと反論。両国の対立に関し、海外メディアは軍事的衝突の可能性があると伝えている。広東省深セン市の産業情報ニュースサイト・前瞻ネットが伝えた。

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今月12日、中国国家測量地理情報局の李朋徳(リー・ポンダー)副局長は、尖閣諸島の地表状況を正確に把握する必要があり、できるだけ早く適当な時期に測量隊を尖閣諸島に派遣したいと発表した。これに対し日本の菅義偉官房長官は、「尖閣諸島に領有権問題はなく、日本固有の領土。日本側はこの立場に基づいて対応する」と発言。日本メディアは菅義偉官房長官の発言に対し、日本が国内法に基づいて対処するという意味が込められていると報道。過去には、野田前首相が尖閣諸島に上陸した香港の保釣(尖閣防衛)団体14人に対し、日本の国内法をもとに処理し、中国へ強制送還している。

一方、海外メディアは、仮に中国が本当に尖閣諸島への測量隊派遣を決定しているのなら、日中関係はさらに悪化すると指摘。また、中国の測量隊の尖閣諸島上陸の際には日中双方の軍隊が衝突し、戦争に発展する可能性もあると指摘している。(翻訳・編集/内山

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