黄浦江でブタの死骸1200頭を回収、新華社は当局対応に懐疑的―上海市

Record China    2013年3月11日(月) 16時26分

拡大

10日、黄浦江の上海市松江区流域ですでに1200頭以上のブタの死骸が回収された。上海市水道局は水道水の供給に現段階で影響は出ていないと発表したが、新華社は当局の対応に懐疑的な見方を示した。写真はブタの回収作業。

(1 / 2 枚)

2013年3月10日、新華社サイト・新華網によると、黄浦江の上海市松江区流域で大量のブタの死骸が浮いているのが見つかった問題で、すでに1200頭あまりが回収された。

その他の写真

上海市農業委員会と松江区関係部門によると、10日までに1200頭以上のブタの死骸が回収され、ただちに集中的に無害化処理が行われている。

死骸の発生源については基本的に上海市の上流とみられることから、現在当局は上流地域と協力し、ブタの耳についているタグなどの生産情報をもとに追跡調査を進めている。

一方、飲用水への影響について上海市水道局は10日夜、水道水の供給に現段階で影響は出ていないとの見方を示した。9日午後4時の時点ですでに約900頭の死骸が回収されていたが、上海市水道局はこの日午後、「飲用水の安全に大きな影響はない」とコメントを発表した。

これに対して新華社は、「『大きな影響はない』とはどういう概念か?検査結果は公表できないのか?こんなに速い調査を信頼できるのか?」と伝え、当局の対応に懐疑的な見方を示した。(翻訳・編集/KU)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携