発がん性のある地溝油、毎年350万トンが食卓に―中国

Record China    2013年3月10日(日) 22時2分

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9日、中国の国営通信社・新華社は、マイクロブログ上で、「地溝油は胃がんの発がん性物質を含む」とする医師の見解を伝えた。写真は福建省で、大型レストランから汚水処理場に垂れ流しにされている地溝油。

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2013年3月9日、中国の国営通信社・新華社は、マイクロブログ上で、「地溝油は胃がんの発がん性物質を含む」とする医師の見解を伝えた。

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SARSと戦った医師として有名な鍾南山(ジョン・ナンシャン)氏は、中国で毎年産出される700〜1400万トンの廃油のうち、350万トンが地溝油(廃油や残飯などから抽出され、食用油として再利用されている有害な油)として食卓に上がっていると指摘。地溝油には胃がんのもととなる発がん性物質が含まれているとした。

また、同氏は中国で粉ミルクや牛乳がメラミンに汚染されていたのと同様に、地溝油についても監督・規制問題であると定義。逃げ道を作りやすい局部的な管理ではなく、統一的な監督・規制が望ましいと述べた。(翻訳・編集/YM)

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