2019年4月9日、中国メディアの観察者網は、中国通信機器大手の華為技術（ファーウェイ）をめぐり「米国はもうこれ以上、ドイツに対し、同社製品の使用禁止を求めることをしないようだ」と報じた。

記事によると、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは7日、ドイツ政府消息筋の話として、「米国はファーウェイを5Gネットワ​​ークへの参入から排除することを要求しなくなった」と伝えた。

同紙は「米国は、ドイツの連邦ネットワーク庁が3月に発表した、5Gネットワークに厳格なセキュリティー基準を設ける規定に『非常に満足』していた。この規定によると、5Gのセキュリティー基準はプロバイダーに関係なく非常に厳格にされるため、信頼できない企業はチャンスを得られない。米国務省の代表者はこのアプローチを『完璧』と呼んでいる。この当局者はドイツに対し、ファーウェイ製品の使用を禁止するよう明確に求めることを控え、セキュリティープロセスのプロバイダーが『外国の勢力』によって『受け入れ国の安全保障を破壊する』ことを強制されるかどうかだけを尋ねた」と伝えているという。（翻訳・編集/柳川）