<尖閣問題>米国の圧力に屈して中台連携を放棄した馬英九に共産党高官が不満―米華字メディア

Record China    2013年3月7日(木) 19時12分

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5日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「米国の圧力で中台協力による尖閣防衛を放棄=中国本土高官が馬英九に不満」を掲載した。写真は2012年9月24日、台湾の漁船70隻あまりが抗議活動のため尖閣諸島に向けて出港。台湾の公船10隻が帯同した。

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2013年3月5日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「米国の圧力で中台協力による尖閣防衛を放棄=中国本土高官が馬英九に不満」を掲載した。

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釣魚島及びその付属島嶼(日本名は尖閣諸島)の領有権争いが激化する中、日本政府の働きかけを受け、米国は台湾に釣魚島海域に公船を派遣しないよう“警告”したことが明らかとなった。この“警告”を受け、台湾は1月27日を最後に公船を派遣していないほか、民間の抗議船にも3カ月の出港停止処分を科している。また、馬英九総統は尖閣問題で中国本土と協調しない方針を明言した。

消息筋によると、中国共産党からは馬総統に対する不満の声が聞こえるという。「統一せず、独立せず、武力行使せず」の三不政策を唱え中国本土との経済関係を強化しながら、一方で米国と連携し中国本土と対抗する「統一拒否」という伝統も保っている。これならば中国本土と対立しつつも、米国に対しても「外国の干渉には反対」と発言した陳水扁前総統のほうがましだという意見すらあるという。

若き日の馬総統は尖閣防衛運動に取り組む「保釣熱血青年」として知られ、アメリカでのデモに参加したほか、尖閣防衛団体の雑誌編集長になったこともある。台湾に戻った後も抗議活動に参加している。それだけに中国本土には尖閣問題における中台連携を期待する声も強かったが、馬総統はその期待を裏切ったという。(翻訳・編集/KT)

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