エジプトの気球爆発事件、犠牲者数最多は香港人…中国でも反響続々―中国版ツイッター

Record China    2013年2月28日(木) 1時16分

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26日 、エジプトのルクソールで観光客を乗せた気球が着陸寸前に炎上・爆発し、19人が犠牲となった。最大の犠牲者数を出したのが香港からの観光客だったということで、事件は中国語圏でも大きな関心を集めている。写真は2012年6月、中国・海南省海口市で撮影。

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2013年2月26日早朝(現地時間) 、観光地とし人気の高いエジプト・ルクソールで、観光客を乗せた気球が着陸寸前に炎上・爆発し、日本人を含む19人が犠牲となった事件が波紋を広げている。

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気球に乗って景観を楽しむ「バルーンツアー」は近年、人気を集めていた。今回、事故を起こしたのは、ルクソールに4社あるという気球運航専門会社の1社。これまでも強風で気球が転倒して乗客が負傷する事故はあったが、今回のような悲惨な事故は前代未聞だ。エジプト民間航空省は事故発生当日の26日、専門家による調査委員会を組織して事故原因究明にあたると発表。着陸時の操作ミスが出火につながった可能性も視野に入れており、中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラによると、マダウィ民間航空相は「整備上の問題か、人為的ミスなのかなどを調べる」としている。

気球に乗っていた21人(操縦士と観光客20人)のうち、19人が亡くなった。助かったのは最初に飛び降りた2人だけ。そのうち1人は操縦士だった。彼が真っ先に脱出したために気球は300メートルの高さにまで急上昇したと推測され、結果、ゴンドラに残された全員が犠牲となった。エジプト保健省などの調べでは、死者の国別内訳は香港が最多で9人。日本が4人、フランス2人、ハンガリー1人、英国1人、エジプト1人、不明1人(27日現在)だった。

最大の犠牲者数を出したのが香港からの観光客だったということで、事件は中国語圏でも大きな関心を集めている。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには、多くの反響が寄せられた。

「むごい事件だ。思いもよらぬ悲劇の犠牲になった方々に、そしてご遺族の方々にお祈り申し上げる」

「旅行はやはり安全が第一」

「旅行はアドベンチャーではない。観光地に行っても安全性に不安のあるアトラクションには参加しないほうがいい」

「観光客を楽しませるにしても、安全は最優先事項!中国でも以前、似たような惨劇があったね!この事件を教訓にせねば!!!」

「エジプトでもどこでも、政情不安定な国は観光にも不安がある。なるべくなら旅先として避けたいところだ」

「近頃は命が危険にさらされることが多いな」

「ねえ、乗客って救命用のパラシュートを携帯しないの?」

「19人のうちの9人が香港人なんて、比重が多すぎでは」

「世界中どこにでも、犠牲になる中国人観光客がいるね」(翻訳・編集/愛玉)

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