婦女暴行で逮捕の国民的歌手の息子、ネットの怒りを海外メディアが大きく報道―中国メディア

Record China    2013年2月26日(火) 11時44分

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25日、先日強姦事件に関与したとして逮捕された李天一の一件は、中国のネットで多くの関心を集めるとともに、怒りも噴出している。海外メディアも中国のネットでの反応に注目し、事件を取り上げた。写真は李双江・李天一親子。

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2013年2月25日、先日強姦事件に関与したとして逮捕された、中国の声楽家で国民的歌手、李双江(リー・シュアンジャン)の息子、李天一(リー・ティエンイー)の一件は、中国のネットで多くの関心を集めるとともに、怒りも噴出している。海外メディアも中国のネットでの反応に注目し、事件を取り上げた。法制晩報が伝えた。

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今月17日、18歳の李天一は仲間4人と一緒に北京市内のマンションで女性1人を暴行し、逮捕された。

海外メディアが李天一を報道するのは、今回が初めてではなく、李天一が16歳だった2011年、無免許で高級車BMWを運転し、北京市内で中年夫婦に対する暴力事件も海外メディアの注目を集めた。今回の事件に関しては、米国やポルトガル、フランスなど多くの海外メディアが大きく取り上げている。海外メディアは主に李天一逮捕に関する中国のネットでの怒りを伝えている。

インドメディアは報道の中で中国と海外のネットユーザーの発言を紹介。それによると、中国のネットユーザーは、「李天一は同情に値しない。罪を犯したのなら償う必要がある。それが著名人の子供でも同じで、特権は許されない」と書き込んだ。

一方、海外のネットユーザーは、「彼は精神に問題があるのではないか?」や「婦女暴行といった悪質な罪は厳しく罰するべきだ。そこに身分の違いがあってはいけない」と事件に対する見方を語っている。

また、米国メディアは李天一の報道記事で、同国の有名カメラマンの子供が1990年代に起こしたスキャンダルを伝え、李天一のように著名人を親に持つ子供の悪事は中国に限ったことではないと伝えている。さらに、ポルトガルメディアも、同国には李天一のような存在が多くいるとし、親の権力により法律を軽視し、何をしても許されると勘違いしていると報道している。(翻訳・編集/内山

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