北朝鮮3度目の核実験に、国際社会から相次ぐ非難の声―中国メディア

Record China    2013年2月13日(水) 17時22分

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12日、朝鮮中央通信社は、北朝鮮が3度目となる地下核実験に成功したと報じた。実験後、中国、米国、ロシアなどの国や、国連、EU、NATOなどの国際機関からは強い非難の声が上がった。写真は吉林省長白山の哨兵。

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2013年2月12日、朝鮮中央通信社は、北朝鮮が3度目となる地下核実験に成功したと報じた。実験後、中国、米国ロシアなどの国や、国連、EU、NATOなどの国際機関からは強い非難の声が上がった。新華網が伝えた。

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中国外交部は「朝鮮民主主義人民共和国は国際社会の反対をかえりみず、再び核実験を行った。中国政府はこれに断固反対する。中国は一貫して朝鮮半島の非核化、核拡散の防止、北東アジアの平和と安定を求める立場に立つ。中国政府は各方面に冷静な対応を呼びかけ、対話と協議によって六者協議の枠組みによる半島の非核化問題を解決する立場を堅持する」というコメントを発表した。

米国のオバマ大統領は「北朝鮮の極めて挑発的な行動は地域の安定を破り、国連安保理が北朝鮮に関して定めた義務に違反し、2005年9月の六者協議における声明に反するもので、核拡散のリスクを増加させるものだ」とする声明を発表した。

ロシア外務省は、「北朝鮮の行動は国際社会の基準に適合しておらず、非難されるべきものだ」とする声明を発表した。

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、「北朝鮮による3度目の核実験は、国連安保理決議に対する明確かつ重大な違反である」と指摘し、「安定を破壊する行動によって生まれる負の影響」に懸念を示した。また、フランスのオランド大統領、英国のヘイグ外相、ドイツのヴェスターヴェレ外相も北朝鮮の核実験を避難する声明を発表した。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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