<春節特集>横浜中華街では盛大に祝賀行事、政治と旧正月は関係なし―中国メディア

Record China    2013年2月12日(火) 6時0分

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10日、日中関係の緊張が高まっているなか、日本最大のチャイナタウン・横浜中華街では旧正月を祝う催しが例年通り盛大に開催されている。写真は9日に撮影された横浜中華街。

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2013年2月10日、中国海軍によるレーダー照射問題で、日中関係がさらに悪化しているなか、日本最大のチャイナタウン・横浜中華街では旧正月(中国語で春節)を祝う催しが例年通り盛大に開催されている。新聞晩報(電子版)が伝えた。

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多くの在日華僑の子供たちが通っている横浜山手中華学校の体育館では、10数人の若者が銅鑼や太鼓の演奏で獅子舞の練習に励んでいた。メンバーの1人は「まだ本番前の練習だけれど、気持ちはすでにできあがっている。獅子舞の魅力は激しい動作かな」と笑って話す。獅子舞の所作を1つ1つ興奮気味に説明する彼だが、今日の日中関係について聞かれると、「関係悪化で良いことなど1つもない。友好関係を願うだけだ」と表情を曇らせた。

中華街では旧正月を祝う飾りつけであふれている。ある中華料理レストランの店員は「政治の話をすると、食事がまずくなる」と顔をゆがめる。昨秋からの尖閣問題をめぐる日中関係の悪化で、横浜中華街では政治問題がタブーの話題となった。中華街は昨年、10月1日の国慶節(中国の建国記念日)や日中国交正常化40周年記念行事など、一部中止になったものもある。

今年の旧正月に際し、主催者側は「政治と距離を置く」姿勢を強調し、祝賀行事は「国家と無関係」だとしている。¥期間中、横浜中華街では獅子舞のパレードや中国伝統舞踊のなどのイベントが開催される。管轄の横浜加賀町警察署も特別な警戒態勢をとってはいないが、昨年の尖閣問題以降、中華街のパトロール強化を続けている。旧正月の祝賀イベントは今月24日まで開催中。(翻訳・編集/本郷)

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