トウガラシ水を噴射!フライト欠航に不満、暴挙に出た乗客らに空港警察職員が―本日の中国TOPニュース

Record China    2013年2月5日(火) 16時3分

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3日午後、中国・雲南省昆明市を離陸予定だった旅客機が、到着地の悪天候のために欠航になった。これを不満とした一部乗客の暴挙に対し、空港警察の職員が“トウガラシ水”を噴射したとして、争議になっている。写真は2013年1月、霧のために144便が欠航となり、大混乱となった昆明長水国際空港。

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2013年2月3日午後、中国・雲南省昆明市を離陸予定だった旅客機が、到着地の悪天候のために欠航になった。これによって足止めを喰らった乗客の一部が搭乗ゲートを強行突破しようとするなどの暴挙に出たため、空港警察の職員が彼らに対して“トウガラシ水”を噴射したとして、争議になっている。人民日報の報道。

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昆明長水国際空港を3日午後2時55分に離陸予定だった祥鵬航空の航空機は、途中経由地である宜昌(湖北省)が濃霧のために着陸不能と判断。この便を欠航とした。乗客133人に対し、同社が提示した代替条件は、翌日朝か正午への振り替え便と、3日の宿泊費・食費の支給だった。天候条件によるもののため、航空会社側にも過失があるわけではないが、この申し出に対しておよそ20〜30人ほどの乗客が不満を唱え、搭乗ロビーに居座る事態に。「明日も悪天候が続いて振り替え便も欠航となったらどうしてくれるんだ?」との言い分で、3カ所の搭乗ゲートを突き破ろうとするなどの行動に出た。

これに対して、さらなる“強硬手段”に出たのが空港警察の職員。少量ではあるが、彼らに向けて“トウガラシ水”を吹きつけたという。さいわい、負傷者は出なかったが、この顛末が物議をかもすことになっている。空港警察は現在、「事件の経緯を調査中」としており、その結果も後日改めて発表するとしている。(翻訳・編集/愛玉)

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年2月5日付の中国大手ポータルサイト・新浪(Sina)のランキング3位の記事。

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