尖閣諸島でとれた魚が市民に大人気、サワラ500kgが20分で完売―上海市

Record China    2013年1月27日(日) 22時35分

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26日、尖閣諸島海域でとれた魚が上海市に運ばれた。新鮮な魚に上海市民は大喜び。なかでもサワラは500kgが20分で売り切れるほどの人気ぶりだった。写真は魚の販売ブース。

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2013年1月26日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)海域でとれた魚が、上海市の上海光大会展中心(上海展覧センター)で開催中の農業展覧会会場で販売された。東方網が伝えた。

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浙江省寧波市象山県の港から5時間以上かけて上海市に届けられた新鮮な魚を目当てに、早朝から多くの上海市民が会場に集まった。午前9時(現地時間)の販売開始を待たずして、尖閣諸島の魚が売られているブースには人だかりが。一番人気はサワラで、500kg以上もあったものが20分で完売した。「こんなに新鮮な魚は上海ではなかなか手に入らない」と上海市民は大喜び。

象山石浦水産センターの社長によると、この日売り場に持ち込まれた魚はウマヅラハギ、サワラ、アカマチ(ハマダイ)、サバの4種類で、合計4トン以上。値段はそれぞれ500gあたり25元(約370円)、15元(約220円)、5元(約70円)。高級魚のアカマチは展示用に2匹しか持って来なかったのだが、それも530元(約7700円)と360元(約5300円)の高値で買い取られたという。展覧会期間中、象山港からの魚は引き続き販売されるが、尖閣諸島は遠く離れているため、販売される魚の種類や量は日によって異なると主催者側は説明している。(翻訳・編集/本郷)

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