習近平氏、山口代表と会見したのは「公明党のメンツを考慮」か―米華字メディア

Record China    2013年1月27日(日) 13時5分

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26日、習近平氏が安倍首相の親書を携えた公明党の山口那津男代表に会見したのは、山口氏が公明党の議員であることを中国側が考慮した結果だという。資料写真。

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2013年1月26日、中国の新指導者・習近平(シー・ジンピン)総書記は25日、安倍晋三首相の親書を携えて訪中した公明党山口那津男代表と会見したが、その背景には公明党に対する中国側の特別な配慮が働いていたという。米華字メディア・多維新聞網が伝えた。

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山口氏と習総書記の会見は中国のメディアも高い関心を示した。専門家は、尖閣問題について強硬姿勢を崩していない安倍首相の特使と習総書記が会ったことは「中国側が公明党のメンツを考慮したから」と分析している。トウ小平江沢民など、中国歴代指導者と密接な交流を行ってきた池田大作名誉会長の創価学会は、公明党の支持母体だ。さらに同党はこれまでに何度も訪中団を派遣し、一貫して日中友好の姿勢を示してきた。これらの事実により習総書記が山口氏と会見したのは当然のことだといえよう。

中国政府関係者もこの数日間に山口氏が公明党の議員であることにたびたび言及している。山口氏も習総書記との会見で、池田名誉会長からの総書記就任に対する祝意を伝えた。これらのことは、公明党と中国共産党とがこれまでに重ねてきた交流の深さを示すものであり、習総書記も山口氏に対し「今後も公明党が中日友好に重要な役割を果たしていくことを期待する」とした。(翻訳・編集/本郷)

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