ノーベル賞作家・莫言の「豊乳肥臀」、思わぬネットアイドル起用して映画化―中国

Record China    2013年1月22日(火) 22時21分

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21日、ノーベル文学賞を受賞した作家・莫言氏の「豊乳肥臀(ほうにゅうひでん)」の映画化で、ヒロインとしてネットアイドル出身のタレントを抜擢することが明らかになった。

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2013年1月21日、ノーベル文学賞を受賞した作家・莫言(モーイエン)氏の「豊乳肥臀(ほうにゅうひでん)」の映画化で、ヒロインとしてネットアイドル出身のタレントを抜擢することが明らかになった。Yes娯楽が伝えた。

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昨年、ノーベル文学賞を受賞した莫言。中国最大の民間映画配給会社・華誼兄弟公司(Huayi Brothers)をはじめ、3社が共同で「豊乳肥臀」の映画化に乗り出すことが明らかになった。タイトルどおり「豊乳肥臀」(豊かなバストとヒップ)を持つ農村女性のヒロインについて、誰が演じるのかが注目の的になっている。

中国メディアではこのほど、ネットアイドル出身のタレントがヒロインに確定したと一斉に伝えている。彼女は1990年生まれで22歳の李玲(リー・リン)。「歪歪(ワイワイ)」との愛称で知られ、モデルやネットアイドルとして活動しており、昨年7月に行われた中国最大のゲームショー「チャイナジョイ2012」で、コスプレモデルとしても一躍注目された。「豊乳肥臀」を持つだけでなく、芸能界で陽の目を見るために奮闘してきたという彼女のど根性ぶりが、ヒロインのイメージにぴったりだという。

莫言の小説を映画化した「紅いコーリャン」でスターになった女優コン・リー(鞏俐)はじめ、人気女優ファン・ビンビン范冰冰)らの名前も候補にあがっていたという。しかし、思いがけない新人抜擢となっている。(翻訳・編集/Mathilda

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