春節帰省の列車チケットが手に入らず8割が「イライラ」―中国

Record China    2013年1月19日(土) 20時31分

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18日、中国では今年、春節前後に34億人の大移動が予想され、帰省のための列車チケット購入が極めて困難になっている。写真は湖南省の駅で切符を求める人々。

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2013年1月18日、中国では今年、春節(旧正月、今年は2月10日)の前後に34億人の大移動が予想され、帰省のための列車チケット購入が極めて困難になっている。そんな中、生命時報はこのほど、ポータルサイト・新浪網と共同で調査を実施。回答者の79.4%がチケットが手に入らず「イライラしている」、37.8%が「仕事に影響が出ている」、17.6%が「詐欺被害に遭った」と回答。チケット争奪戦は、帰省だけでなく、感情にもマイナスの影響を及ぼしていることが明らかになった。生命時報が伝えた。

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同調査では、帰省の手段に関して、回答者の94.1%が「列車」、5.9%が「飛行機」と回答。チケット購入が「容易」と答えた人はわずか2.9%にとどまった。

北京で働く山東省出身の王さん(男性)は「春節に帰省するための列車チケット予約はまるで『戦争』。寝台チケットが買える確率は宝くじが当たる確率ほど低い」と切実。ここ数日、朝6時に起床してパソコンの前に座り、チケット予約開始時間の8時に備えているものの、まだ手に入っていないという。「夜も眠りが浅く、仕事の時はどうやってインターネットで予約するか、コネを探せないかなどを、ずっと考えている」。

同調査では、回答者の37.8%が、チケット予約が「仕事に影響を及ぼしている」、31.1%が「イライラし、寝付きが悪い」と回答。さらに、8.9%が「コネを使って買ったので、余分にお金を使った」と回答した。一方、「生活に何の支障もでていない」と回答した人は11.1%にとどまった。

同結果に関して、中国心理衛生協会の劉宝峰(リウ・バオフォン)シニアカウンセラーは、「人々の春節に帰省して家族と一緒に過ごしたいという願いは非常に強い。それで、チケットがなかなか手に入らないなどの問題に直面すると、極めて苛立つようになる」と分析している。

一方、チケット購入の方法も年々変化しており、リスクも存在しているようだ。同調査では、回答者の17.6%が「電話やインターネットで予約しようとして、詐欺被害に遭った」と回答した。あるデータによると、フィッシングサイトの件数が1月上旬、前月比1.6倍増となっている。

陳さんも被害者の一人。「列車チケット予約の公式サイト」をうたったサイトで購入しようとして、個人名義の口座に約1000元(約1万4000円)を振り込んでしまったという。さらに、チケットの譲渡をうたった詐欺や公式サイトのスタッフや販売員に成り済まし、予約金や保証金をだまし取る手口が確認されている。

同問題に関して、専門家は注意点を3つ指摘。▽鉄道部の公式サイトが唯一のチケット販売ルートで、そのサイトは「12306.cn」、電話番号は95105105。予約開始日は20日前▽予約前日に「予行演習」をし、予約の流れを把握しておく▽電話が話し中になる場合、電話番号の前に各鉄道局所在地の市外局番を付けてみる。例えば、北京から河北省保定市の鉄道局にかけるなら0312、衡水市なら0318など。

どうしてもチケットが手に入らない場合、劉カウンセラーは「相乗りや自家用車での帰省」を検討するよう勧めている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)

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