大気汚染で多くの外国人が北京を離れようとしている―香港紙

Record China    2013年1月19日(土) 14時17分

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17日、深刻な大気汚染により、多くの外国人が北京を離れようとしているという。写真は12日の北京。

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2013年1月17日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、深刻な大気汚染により、多くの外国人が北京を離れようとしているという。18日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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米国人翻訳者のジョシュア・デルさんは、北京に来た08年の頃とは空気が違うと話した。当時は北京五輪に伴い、国が巨額を投じて環境を改善していた。「当時は空が青く、空気もすごく良かったのに、先週末の空気はひどかった」とデルさんは語る。家でも空気清浄機をつけ、汚染指数が高い時はマスクをするという。「もうこれ以上ここにいられない原因の一つが大気汚染だ。汚れた空気が心理的にも影響を与え、憂鬱になる」と漏らした。

2年前に北京に来たある米国PRコンサルタントは、雇用主に慰留されても引っ越そうと考えていると明かす。初めて北京に来た頃の大気汚染は香港と変わりないと感じていたが、昨年軽度の肺炎にかかって以降、咳が止まらないという。

在中米国商工会議所が12年に行った調査では、企業244社中、36%が大気汚染問題により上級管理職のスカウトに影響が出ていると回答しており、10年の19%よりも増えた。(翻訳・編集/中原)

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