<中国旅游>庶民の豊かな公園文化を体感する―北京

Record China    2013年1月19日(土) 15時29分

拡大

11日、北京の定番観光コースである故宮、万里の長城などに加え、地元の庶民文化を一度味わってみようか。北京市内の朝の公園はにぎやかで、パワフルである。多くの人が集まって、1日の最も美しい時間―朝を楽しむ。今回は、豊かな北京の公園文化をご紹介する。

(1 / 4 枚)

2013年1月11日、北京の定番観光コースである故宮、万里の長城などに加え、地元の庶民文化を一度味わってみようか。早起きの方にとっては、北京市内の公園は不思議で魅力的な場所だと言える。朝の公園はにぎやかで、パワフルである。多くの人が集まって、1日の最も美しい時間―朝を楽しむ。今回は、豊かな北京の公園文化をご紹介する。

その他の写真

■熟年パワーにあやかろう―太極拳やダンスに励む

中国の高齢者たちはとても元気。そして身体を動かすことを心がけている。早朝の公園には、運動不足解消や仲間づくりなどを目的にした人々が集まって、緑に囲まれながら楽しく運動をする。健康や長寿に良いとされる中国の伝統健康法――太極拳・太極剣・気功などを、ゆるやかで流れるようにゆったりとした動きで行う人たちもいれば、リズム感の強い音楽にのせてダンスや体操をする人たちもいて、エネルギーに満ちあふれている。

■今も見られる伝統の風流―小鳥をめでる

北京の朝の公園は、鳥の鳴き声で目を覚ます。園内には、鳥かごを持ってのんびり散歩する中高年の男性が多く見られる。小鳥を飼うことは中国では一種の風流。鳥をめでる人々が集まって、互いに愛鳥自慢を披露し、鳴き声を競わせるなどしてのんびりと過ごす。清代の「八旗子弟」に由来すると言われている鳥を連れた散歩。当時は、満州族の有閑貴族たちが鳥を飼って時間つぶしをしていたという。

■ギャラリーを巻き込む熱戦模様―将棋やマージャンに興じる

朝早くから日が暮れるまで、多くの人たちが公園に集まってくる。中でもひときわにぎやかなのは、マージャンや中国将棋に興じる人々。「将!(チェックメイト)」「ポン!チー!カン!」のかけ声が相次いで聞こえ、熱気をかもし出している。また、それぞれの卓の周りでは大勢のやじ馬が熱心に観戦して、「こうすべきだ、ああすべきだ」と口をはさんで場を盛り上げる。「観棋不語」(将棋は黙って観戦すべき)とのマナーはそっちのけだ。

本当の意味での旅の醍醐味というのは観光地をめぐるだけではなく、現地の人々と触れ合って、その文化を自ら体験するところにあるのではないだろうか。散歩がてら、観光地のもう一つの顔と魅力を見てみよう。

※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携