2013年1月11日、中国国防部の公式サイトによると、同部は10日、尖閣付近に戦闘機を緊急発進させた問題について説明した。
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現在、中国は尖閣諸島について「海と空からの定期巡視」を実行していると主張している。10日、巡視の航空機が日本の防空識別圏に侵入したため、自衛隊のF−15がスクランブル発進。自衛隊機が接近してきたため、中国軍がJ−10戦闘機2機をスクランブル発進させたという。なおJ−10戦闘機は防空識別圏には侵入していないという。
中国国防部の発表に従えば、日中両国の戦闘機がスクランブル発進したことになる。昨年9月以来緊張が続く尖閣諸島問題。思わぬアクシデントが衝突につながりかねないと懸念されている。(翻訳・編集/KT)