福島ボランティアの中国人が靖国に放火するまで=野田発言が怒りに火を着けた―中国紙

Record China    2013年1月6日(日) 23時15分

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5日、北京青年報は記事「彼は本来、福島救援のために日本に行った」を掲載した。先日、ソウル高裁に政治犯と認定され、日本に移送されず中国に送還されることが決まった劉強容疑者について取り上げている。写真は東日本大震災直後、中国へ帰国する在日中国人。

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2013年1月5日、北京青年報は記事「彼は本来、福島救援のために日本に行った」を掲載した。

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3日、韓国・ソウル高裁は判決を下し、靖国神社に放火した中国人の劉強(リウ・チアン)容疑者を政治犯と認定した。これにより日韓犯罪人引き渡し条約の例外規定に相当し、劉容疑者は中国に強制送還処分を受けた。

5日、北京青年報はソウル高裁での裁判に参加した韓国世宗弁護士事務所の鄭天妹弁護士のインタビューを掲載した。劉容疑者が日本を訪問したのは2011年10月のこと。福島でボランティアすることが目的だった。約2カ月にわたり、献血などさまざまなボランティアに従事したが12月に転機があった。

11年12月18日に行われた日韓首脳会談で李明博(イ・ミョンバク)大統領が慰安婦問題に言及したが、野田佳彦首相は法的に決着済みとの姿勢を示した。劉容疑者の祖母は韓国人で従軍慰安婦として上海に連れてこられたという経歴を持つ。劉容疑者は野田首相の発言に怒り、11年12月に靖国神社、12年1月にソウルの日本大使館を放火したという。(翻訳・編集/KT)

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