米映画評論家「今年の10本」に「ライフ・オブ・パイ」、アカデミー賞に大きく前進―台湾

Record China    2012年12月31日(月) 13時40分

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30日、米映画評論家ロジャー・イーバート氏が、毎年恒例の「優秀な映画10本」を発表。台湾のアン・リー監督の最新作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」も選ばれた。写真はアン・リー監督。

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2012年12月30日、米映画評論家ロジャー・イーバート氏が、毎年恒例の「優秀な映画10本」を発表。台湾のアン・リー(李安)監督の最新作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」も選ばれた。NOWnewsが伝えた。

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映画評論家としてアメリカで最も有名で、高く信頼・支持されているイーバート氏。彼の評論は、毎年のアカデミー賞にも影響すると言われる。そのイーバート氏が、毎年恒例の「優秀な映画10本」を発表。2013年に全米で公開された映画の中から、文字どおり優秀な10本を選ぶもの。ランキング形式ではないが、上位にある作品がより評価の高いものとされている。

台湾のアン・リー(李安)監督の最新作「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」は、2番目に名前を挙げられる快挙。スティーヴン・スピルバーグ監督「リンカーン」を抑え、ベン・アフレック監督&主演の「アルゴ」に続いている。

イーバート氏は「ライフ・オブ・パイ」について、「奇跡的な偉業だ」と形容。著名小説の映画化作品だが、誰も映像にすることは不可能だと思っていたものを、リー監督が困難を克服し、魔法のごとく達成してしまったと語っている。「リンカーン」は主演俳優ダニエル・デイ=ルイスの力が突出した作品だが、総合的に見ても「ライフ・オブ・パイ」のほうが上だとしている。

アカデミー賞の有力候補の1本として、今後の動向に注目が集まる「ライフ・オブ・パイ」。イーバート氏が10本に選んだ作品には、ジェイク・ギレンホール主演の「エンド・オブ・ウォッチ」、コメディ作の「ザ・セッションズ」、アンディ・ラウ(劉徳華)主演の香港映画「桃さんのしあわせ」などがある。(翻訳・編集/Mathilda

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