「もうすぐ世界が終わる」と言いふらした男、住民の通報で逮捕される―四川省広元市

Record China    2012年12月16日(日) 15時19分

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13日、四川省の農村で中年男性2人が、世界滅亡を説きながら「神を信じよう」と人々に呼びかけたため、警察に逮捕された。写真はネット販売されていたノアの方舟の乗船券。

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2102年12月13日、マヤの終末予言が広く信じられている中国の四川省広元市旺蒼県黄洋鎮で、「もうすぐ世界の終わりが来る」と説いていた中年男性2人が、デマを流して人心を惑わした容疑で現地警察に逮捕された。14日付で中国新聞網が伝えた。

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2人の男はビラの束を手に持ち、あちこちの店に入っては店主に向かって「神が地上に降りてくる」「あと数日で世界が終わる」と説いた。店主の1人がこれを近くの派出所に通報したため、すぐに駆けつけた警察が1人の身柄を確保。もう1人はその場から逃げたという。しかし同日、同県内で拡声器を使って人々に世界終末論を説く中年男を通報により発見。警察はただちにその身柄を拘束した。

これまでのところ被害の報告はないが、警察当局は同じような事件に遭遇した場合、ただちに最寄りの公安機関に通報するよう呼びかけている。

警察関係者によると、最近中国各地で同様の事件が多発。「人類滅亡」「世界最後の日」といった言葉で人々の恐怖を煽ったうえで、「善行を積めば災難から逃れられる」と説得し、寄付金を集めるといった詐欺が横行しているという。これまでに、重慶市、雲南省、浙江省、湖北省、陝西省でも終末予言を広めた容疑で逮捕者が出ている。(翻訳・編集/本郷)

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