“慰安婦”は日本軍側の視点、“性奴隷”に変更すべき!=中国歴史学者―北京市

Record China    2012年12月7日(金) 9時36分

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6日、中国・北京市で、著書「南京大虐殺全史」の出版発表会が行われた。同発表会で、著書の監修を務めた南京大学南京大虐殺史研究所の張憲文(ジャン・シエンウェン)所長は、“慰安婦”という表現を“性奴隷”に変更すべきだと訴えた。写真は戦時中慰安所があった場所。

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2012年12月6日、中国・北京市で、著書「南京大虐殺全史」の出版発表会が行われた。同発表会で、著書の監修を務めた南京大学南京大虐殺史研究所の張憲文(ジャン・シエンウェン)所長は、“慰安婦”という表現を“性奴隷”に変更すべきだと訴えた。新華社通信が伝えた。

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張所長は、「“慰安婦”という表現は中国や北朝鮮などを侵略した日本軍側の視点に立ったもので、被害者の女性の大多数は強制的に性のはけ口の対象にされた」と述べた。

また、張所長は「表現の変更で、日本軍が中国などの婦女に対し行った行為が“強制された”ものであると強調することができる」と話している。

“慰安婦”という表現に関しては、真偽のほどは定かではないが、今年7月にヒラリー・クリントン米国務長官が米国の文献や声明で“強制された性奴隷”に改めるよう指示したなどと報道したメディアもあった。中国では、以前から学者にとどまらず、ネットの間でも“慰安婦”という表現に対し議論されていた。また、韓国政府も“慰安婦”に代わる表現を検討しているという。(翻訳・編集/内山

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