イノベーション企業トップ100社、日米欧が多数占める=中国はランクゼロ―米調査

Record China    2012年12月6日(木) 17時11分

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4日、トムソン・ロイターが「Top100 グローバル・イノベーター 2012」を発表。日本からは25社がランクインし2位につけたが、特許申請数が多い中国からは1社も選ばれていない。写真は12年9月、江蘇省南京市で開催された展示会の富士通のブース。

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2012年12月4日、米トムソン・ロイターは「Top100 グローバル・イノベーター 2012」リポートを発表した。米国から47社、アジアから32社、欧州から21社がランクされたが、中国の企業は質や影響力の面で力及ばなかったことから1社も選ばれていない。5日付で新浪科技が伝えた。

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このリポートは2011年から開始されたもので、イノベーションは経済的な成長と成功の基盤であり、特許数がイノベーション力を評価する重要な指標とされ、特許申請の「成功率」、「グローバル性」、「影響力」、「数量」の4項目が選考基準となっている。

最も多くの企業が選出されたのは米国で、3Mやアルテラ、アップルなど47社がランクイン。日本からは富士フイルム、富士通、ブラザー工業、リコー、キヤノンなど25社がランクインし、2位につけた。フランスは13社、韓国は7社、スウェーデンスイスは各3社、ドイツとベルギーは各1社が選出されたが、特許申請数が多い中国からは前回に続き1社も選出されなかった。

中国は特許数が増加しているものの、2年連続で選出されたかった理由として「特許の数と質がマッチしていない」ことが挙げられており、ランクインした企業と比べると特許数では増えているが、影響力が不十分で特許の「グローバル性」で劣ると判断された。(翻訳・編集/岡田)

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