<13億人のアンケート>HIV感染者との接触に心理的抵抗感を感じますか?

Record China    2012年12月5日(水) 12時42分

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1日、中国衛生部は最新の統計結果を発表した。これまでに国内で報告されたHIV感染者およびエイズ患者は累計49万2191人だという。これを受け、中国紙が「HIV感染者との接触に抵抗があるか?」というアンケートを実施。「ある」とした回答者が多勢にのぼった。

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2012年12月1日、中国衛生部は世界エイズデーにあたるこの日、最新の統計結果を発表した。これまでに国内で報告されたHIV感染者およびエイズ患者は累計で49万2191人にのぼるという。これを受け、中国紙がインターネット上で「HIV感染者との接触に心理的抵抗感を感じますか?」というアンケートを実施。抵抗が「ある」とした回答者が多勢にのぼった。中国紙・環球時報が電子版で3日から投票を受け付けているアンケートより。

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4日午後7時時点で8199人が投票しているこのアンケート。うち85%にあたる6958人が「心理的に抵抗感はある」と回答し、残り15%にあたる1241人が「抵抗感はない」と回答した。また、アンケートのコメント欄には以下のような意見が寄せられていた。

「彼らはすでに不幸を背負っているんだ、さらに精神的な打撃を与えるなんてとんでもない」

「どうってことない。同じ人間だもの。彼らにも生きる権利がある。政府はもっと彼らを守るべき」

「もっと彼らをいたわるべき。不幸にも万が一、自分が感染したとして、周囲から差別の目で見られたいですか?」

「不注意で感染するかもしれないという不安は、多少なりともあることはある。ただ、それは差別ではないし、差別はしてはならない。医療関係者は特に。これは最低限の職業的モラルだと思う」

「一般人が理解するのに少し時間がかかるのは仕方ないと思う。ただ、医者は差別をしてはならないと思う」

「エイズと聞けばやはり過敏になってしまうが、それは差別をしているとは言えないと思う」

「偏見と差別はないけど、やっぱり感染するのだけはこわい」

「こわくないといったらウソになる。感染すると思えば」

「中国人ってこういう人たちなんだよね。エイズに限らず肺結核でも肝炎でも、感染者と聞けばすぐ逃げ出す。話をするだけで感染すると思っているんだから」

「多くの人はエイズを怖れているが、それは根拠なき恐怖心だ。これは広報政策の失敗と言える。それぞれが自覚を持ち、留意すれば基本的には感染を防げるものなのに」(翻訳・編集/愛玉)

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