3D映画「ライフ・オブ・パイ」、興行収入が4日間で1億元を突破―中国

Record China    2012年11月28日(水) 17時58分

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27日、台湾出身の映画監督アン・リーの3D映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」が、中国本土で記録的な興行成績をはじき出している。写真は2012年11月、北京で行われた同作のPRイベントに出席したリー監督。

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2012年11月27日、台湾出身の映画監督アン・リーの3D映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」が、中国本土で記録的な興行成績をはじき出している。同じくハリウッドの3D映画「2012」もほぼ同時に公開され人気となっていたが、わずか数日で「ライフ・オブ・パイ」に取って代わられてしまったという。信息時報の報道。

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「ライフ・オブ・パイ」は22日午前0時から上映がスタート。直後から、中国版ツイッター“微博”(ウェイボー)でレビューが多数投稿される過熱ぶりとなり、インターネットの批評サイトでもとくに高い評価を得ている。

映画評論家による高評価や鑑賞した人気芸能人によるイチオシ、ネット上でのクチコミ、各映画館での上映回数増加の影響もあり、興行収入はわずか4日間で1億元(約13億円)を超えるほどとなっている。一方の「2012」は20日から上映され、6日間での興行収入は9000万元。広東省広州市のあるシネコンでは、1日6回上映を行った公開初週の週末、各回の入場率はのきなみ95%以上。ほとんどが前売り券の購入者で埋め尽くされているという。なお、ヤン・マーテルによる原作本にもスポットが当たり、28日に再版される限定保存版には予約が殺到している状況だ。

米国では11月21日から上映されており、ある映画サイトではクチコミ評価が“A−”と高得点を獲得、別の映画サイトでは観客の87%が高く評価しているという。興行収入は公開5日で3015万ドルを記録している。(翻訳・編集/岡田)

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