2012年11月23日、中国青年報は、中国人民解放軍の空母・遼寧が23日午前、初の着艦試験に成功したと報じた。

【その他の写真】

中国人民解放軍初の空母・遼寧。9月末に就役したが、実際の運用にはまだまだ多くの課題が残されている。最初の大きなステップとなるのは艦載機の発着だ。まだまだ先になるとの見通しもあったが、11月5日に解放軍報がタッチ・アンド・ゴーの成功を発表。そして23日午前には艦載機J15による初の着艦試験に成功したという。

中国初の空母への着艦を成功させたパイロットは戴明盟（ダイ・ミンモン）。これまで繰り返しタッチ・アンド・ゴーの訓練を繰り返していたとはいえ、極めて難易度の高いミッションだったが見事に成功させたと中国青年報は絶賛している。（翻訳・編集/KT）