「チベット族男性が焼身自殺」を、珍しく国営通信社・新華社が報道―中国

Record China    2012年11月12日(月) 9時50分

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10日、新華社は、中国甘粛省甘南チベット族自治州でチベット族の男性(18)が寺の外で焼身自殺をしたことを伝えた。だが、自殺の理由は報じられていない。写真は十八大期間中に行われる検問の様子。

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2012年11月10日、新華社は、中国甘粛省甘南チベット族自治州でチベット族の男性(18)が寺の外で焼身自殺をしたことを伝えた。だが、自殺の理由は報じられていない。BBC中国語版サイトが伝えた。

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チベット亡命政府によると、2009年以降すでに69人が自分の体に火を付けて中国の対チベット政策に抗議し、うち54人が死亡した。中国側は相次ぐ焼身自殺について「黒幕が操っている」として批判している。

海外の人権組織によると、今週すでに5人が焼身自殺を試み、23歳の女性や僧侶を含む3人が死亡した。

青海省黄南チベット族自治州の熱貢県では、中国共産党第18回全国代表大会(十八大)開会後、大勢のチベット族の学生が街頭でデモを行い、言語使用の権利とダライ・ラマのチベットへの帰還を求めた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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