23年間続いた中国のテクノクラート統治に幕=文革知識青年の時代が始まる―台湾紙

Record China    2012年11月15日(木) 16時27分

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6日、台湾紙・旺報は習近平体制の誕生で、中国はテクノクラート統治から知識青年の統治へと転換すると論じた。写真は6日、北京市の北京飯店。党大会開催を記念して2万本の花による42平米もの巨大な中国共産党党旗が作られた。

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2012年11月6日、台湾紙・旺報は記事「今後10年間、中国本土の未来を決める知識青年世代=十八大後、23年間の長きにわたり続いてきた中国共産党のテクノクラート統治に終止符が打たれる……」を掲載した。

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中国共産党第18回全国代表大会(十八大)で習近平(シー・ジンピン)体制が誕生する。振り返れば1989年の江沢民(ジアン・ザーミン)体制、2002年からの胡錦濤(フー・ジンタオ)体制は、エンジニアや実務官僚出身者が政権中枢を占めるテクノクラート統治の時代だった。

しかし習近平体制は違う。習近平、李克強(リー・カーチアン)、王岐山(ワン・チーシャン)、李源潮(リー・ユエンチャオ)、張徳江(ジャン・ダージアン)など主要高官には文化大革命期に辺境に下放された経験を持つ知識青年が多く含まれる。習近平は陝西省に下放されたが、「人生の転換期」になったと今も公言している。

テクノクラート統治から知識青年の統治に変わることで中国にはどのような変化が生じるのか。知識青年たちの物語を集めた書籍「随記光陰」を執筆した鳳凰網の元副総裁・喬海燕(チャオ・ハイイエン)氏は、中国社会の底辺を知る知識青年たちは理想と道徳を抱き、社会の底辺の問題に注目する世代だと期待している。(翻訳・編集/KT)

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