2012年11月7日、英フィナンシャル・タイムズ電子版（中国語版）によると、独自動車メーカー大手のBMWは、中国での大幅な業績拡大により、今年第3四半期利益が前年同期比14％増の20億ユーロ（約2053億円）に達する見通しだ。

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ブルームバーグ通信が事前に予測した17億4000万ユーロ（約1786億円）を大幅に超えるもので、中国販売が前年同期比4割近く伸びたため。BMWの業績はここ数四半期、同業他社を引き離しているが、同社では「他の企業と同じように、われわれも逆風を感じ始めている」と説明した。

今年度はBMW、ロールスロイスなど傘下車種の売れ行きは好調だが、欧州の一部市場で業績に陰りが出ているという。中国販売も過去数年に記録した5〜7割増の大幅な伸びは期待できず、今後は競争が激化する高級車市場での販売に力を入れ、さらなる顧客獲得を目指すとしている。（翻訳・編集/AA）