広州交易会が閉幕、日本企業との成約額は4割弱減=尖閣問題が影響―広東省広州市

Record China    2012年11月5日(月) 11時51分

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4日、中国最大の国際見本市「広州交易会」が、広東省広州市で閉幕した。尖閣問題をめぐる日中関係の冷え込みが影響し、日本からのバイヤー数、成約額ともに大幅減となった。写真は10月19日、第1期最終日。昼ごろから早々に片付け始める業者も。

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2012年11月4日、中国最大の国際見本市「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」が、広東省広州市で閉幕した。尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題をめぐる日中関係の冷え込みが影響し、日本からのバイヤー数、成約額ともに大幅減となった。中国新聞網が伝えた。

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中国対外貿易センター副主任の劉建軍(リウ・ジエンジュン)氏によると、第1期〜第3期を通じた日本からのバイヤー数は前回比19.21%減、日本企業との成約額は同36.6%減と大幅に落ち込んだ。

日中関係の冷え込みが続く中での開催とあり、開幕当初から日本からのバイヤー数および成約状況に注目が集まっていた。この結果を受け、劉氏は「日本が違法に島を購入するという『茶番劇』が引き起こした結果。すべての責任は日本側にある」との見解を示している。

劉氏によると、3日までに来場したバイヤー数は、世界211カ国・地域から18万8145人、前回(111回)の同じ時期と比べ10.26%減、前々回(110回)比では10.05%減だった。(翻訳・編集/NN)

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