給料が4割減ってしまった…ホンダ中国工場従業員が明かす不安―中国紙

Record China    2012年10月24日(水) 12時7分

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23日、東方早報は記事「ホンダ生産ラインで働く劉皓さん、生産台数減少で月給40%ダウン」を掲載した。写真は北京の自動車販売店。尖閣国有化後、日系車の販売数は激減している。

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2012年10月23日、東方早報は記事「ホンダ生産ラインで働く劉皓(リウ・ハオ)さん、生産台数減少で月給40%ダウン」を掲載した。

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武漢東風ホンダ汽車有限公司の工場でライン工として働く劉さん(24歳)。先日、結婚しハネムーンで上海にやってきた。当初は三亜市か麗江市に行きたいと考えていたが、節約のため上海になった。それというのも反日デモの影響で劉さんの収入が激減しているからだ。

尖閣問題と反日デモを受け、日本車の販売台数は激減。武漢東風ホンダも生産減を決めた。毎日1時間の残業がなくなったほか、夜勤シフトもなくなった。劉さんの収入は月5000元(約6万8300円)程度。しかしうち4割は残業代で、今の収入は月3000元(約3万8300円)程度にまで落ち込んだ。

日本車の性能自体の評価は落ちていない。しかし暴徒化した反日デモもあり、日本車を買い控える心理はよく理解できる。劉さん自身、自分の職場を聞かれるのが何より恐ろしいという。会社は「日本資本が撤退しても雇用は守る」と話すが、戦々恐々の日々が続く。(翻訳・編集/KT)

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