ファーウェイのスマホは日本人が開発した?中国ネットで物議

Record China    2018年10月30日(火) 11時40分

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30日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、日本で活動する徐静波アジア通信社社長が「華為技術(ファーウェイ)のスマホは日本人が開発したものだ」と発言したことを報じた。資料写真。

2018年10月30日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、日本で活動する徐静波(シュー・ジンボー)アジア通信社社長が「華為技術(ファーウェイ)のスマホは日本人が開発したものだ」と発言したことを報じた。

同アカウントは、23日に開かれた第15回中国製造業国際フォーラムで講演を行った徐氏が、「ファーウェイのスマートフォンがここまで発展したのは、日本人を雇って研究開発し、日本の技術を採用したからだ。任正非(レン・ジョンフェイ)CEOは実に聡明であり、日本の生産ラインを買ったのではなく、日本の頭脳を買ったのだ」と語ったことを紹介した。

徐氏の主張を聞いた中国のネットユーザーは「確かに日本人を雇ってはいるが、ドイツ人だって英国人だっている。しかも開発チームの大部分は中国人だ」「子どもの頃の友人がアップルの研究開発チームにいるが、だからといって『友人がアップルのスマホを開発した』などとは言わない」「ファーウェイは世界各地に多くの研究所を持っている」「そんなことを言ったら、中国でのファーウェイの販路に影響を及ぼすぞ」など、冷ややかな反応を示した。

一方で、「愛国主義者がまた文句を言い始めた。これは確かに事実なのに」「ファーウェイのスマホは日本人が開発した中国のスマホ、アップルのスマホは中国人が生産した米国のスマホ。両者に対する反応が違うのは、脆弱(ぜいじゃく)な民族的自尊心によるもの」といった声も見られた。(翻訳・編集/川尻

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