中国人観光客1500人が熊本に到着、尖閣問題以降最大規模―中国メディア

Record China    2012年10月22日(月) 13時44分

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20日、尖閣諸島問題の影響で中国からの団体旅行のキャンセルが続く中、上海から中国人団体観光客1500人が豪華クルーズ船で熊本県八代市の八代港に到着した。写真は熊本。

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2012年10月20日、尖閣諸島問題の影響で中国からの団体旅行のキャンセルが続く中、上海から中国人団体観光客1500人が豪華クルーズ船コスタ・ビクトリア号に乗り、韓国の済州島を経由し、熊本県八代市の八代港に到着した。尖閣問題が深刻化して以降、日本を訪れた最大規模の中国人団体観光客であり、関係者はこれをきっかけに日中両国の関係が好転してくれればと期待している。21日付で環球時報が伝えた。

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今回の団体旅行は、熊本県南部各市の団体が昨年8月に上海を訪れた際、八代市の福島和敏市長などが「やつしろ全国花火競技花火大会」をPRしたことがきっかけで実現したものだという。

尖閣諸島問題が9月に発生して以降、中国から日本への団体旅行はキャンセルが相次いでいたが、この団体は実施を強く希望し、実現に至った。20日午後、八代港に到着した一行は現地で熱烈な歓迎を受け、当日夜実施された花火大会を楽しんだ。

八代商工会議所の松木喜一会頭は「今回の中国人観光客の訪問が日中両国の凍った関係を溶かしてくれれば」と話している。(翻訳・編集/HA)

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