自民党の安倍総裁が靖国神社を参拝、中国は「軍国主義の再来」と猛反発―英メディア

Record China    2012年10月18日(木) 13時38分

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18日、自民党の安倍晋三総裁が17日に靖国神社を参拝したことに対し、中国側が激しく反発している。写真は靖国神社。

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2012年10月18日、自民党安倍晋三総裁が17日に靖国神社を参拝したことに対し、中国側が激しく反発している。英紙フィナンシャル・タイムズ(中国語版)が伝えた。

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中国国営の新華社通信は、安倍総裁の靖国参拝を受け、「日本の右翼勢力の歴史問題におけるかたくなな姿勢が再び露呈した。これと同時に国際社会が最近、日本の右傾化や軍国主義の再来を懸念していることは杞憂ではなかったことを証明した」と批判した。

日本政府による尖閣諸島(中国名・釣魚島)の国有化に中国が強く反発、両国関係は一気に険悪化した。今回の参拝で火に油を注がれた形。中国と韓国は一貫して日本の軍国主義の象徴である靖国神社に日本の政治家が参拝することを強く非難している。

安倍総裁は遅くとも来年の夏には行われる総選挙で、次の首相になる可能性が高い。日本の新聞社が実施した調査によると、9月の安倍総裁就任以降、自民党の支持率は12ポイント増の37%、これに対し、民主党は2ポイント減の19%となっている。

小泉純一郎元首相は2001〜2006年の在任中、靖国神社を毎年参拝し、中韓との関係を悪化させた。首相経験のある安倍総裁も定期的に参拝している。安倍総裁は平和憲法と集団的自衛権の解釈の改正を求める考えを示しているほか、1993年に慰安婦問題を謝罪した「河野談話」についても見直しの必要を訴えている。

安倍総裁は2006〜2007年の首相在任中、靖国神社を参拝しなかったが、退任後に「後悔している」と話していることから、首相になっても参拝を続ける可能性が高いとみられる。(翻訳・編集/NN)

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