「莫言ダック」まで登場!ノーベル受賞で大熱狂、著作の映像化オファー殺到―中国

Record China    2012年10月15日(月) 11時28分

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14日、ノーベル文学賞を受賞した中国人作家・莫言氏について、さっそくフィーバーぶりが話題になっている。写真は莫言氏。

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2012年10月14日、ノーベル文学賞を受賞した中国人作家・莫言(モーイエン)氏について、さっそくフィーバーぶりが話題になっている。新浪網が伝えた。

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中国各地の大型書店では、受賞をきっかけに莫言氏の著作本が姿を消す人気ぶり。Amazon(アマゾン)はじめ、オンライン通販サイトを見ても、莫言氏の本はどれも品切れで予約必至となっている。直筆サイン入りの小説本は最高10万元(約130万円)で取引され、ネットオークション出品者によると、定価200元(約2500円)だったものが2万5888元(約32万円)で売れたという。

ネットショッピングモールの淘宝網(タオバオ)では、「莫言故郷(莫言のふるさと)」「高密火焼(高密のこんがり焼き)」など、氏の名前や出身地の山東省高密市を勝手に銘打ったダック料理の通販も登場。原稿はすべて手書きの莫言氏だが、代表作の一つ「豊乳肥臀」の原稿は一夜にして100万元(約1250万円)にまで価値が高騰している。

氏の多くの著作本の版権を所有する出版社・北京精典博維文化発展有限公司によると、受賞後に小説の映像化も申し入れてきたのは20社以上。現在のところ、最も映像化の可能性が高いのは「豊乳肥臀」で、ネット上での一般読者へのアンケートでも、映像化を望む作品として「豊乳肥臀」がトップになっている。(翻訳・編集/Mathilda

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