<中華ボイス>損する反日運動など馬鹿げている!中国で売られる日本書籍の9割は国内の利益―作家

Record China    2012年10月2日(火) 23時0分

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尖閣諸島問題を背景に中国各地で巻き起こった反日デモ。過激を増す民衆は破壊を繰り返し、中国に住む日本人を襲った。各地で日本製品の不買が起こり、書店では日本の関連書籍が撤去された。写真は海南省にある書店。

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尖閣諸島問題を背景に中国各地で巻き起こった反日デモ。過激を増す民衆は破壊を繰り返し、現地の日本人を襲った。エスカレートした反日感情は日本製品の不買運動を提唱し、書店では日本関連の書籍が撤去された。これに対し中国のネットでは、日本の侵略の歴史に対して憤りを感じるものの、日本書籍の撤去といった文化の排斥は間違っていると反感を示す者もいる。

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2012年9月29日、中国の作家・慕容雪村(ムーロン・シュエツン)氏は、日本書籍が書店から撤去されたことについて、「日本書籍が一部の都市の書店で撤去されたが、愚かな行為としか思えない。仮に1冊30元の書籍だった場合、日本の作家の印税は3元ほどだ。残りの27元は中国の翻訳者や書店、出版社及び印刷会社に支払われる。日本人に3元を稼がせたくないだけの理由で、中国国内の27元のビジネスをやめるなど、正常な人間の考えではない」と日本書籍の不買運動は中国にとっても損であると自身のマイクロブログで訴えた。(翻訳・編集/内山

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