<反日デモ>修繕費が高すぎるから?!上海の日本領事館が無事だった理由―中国

Record China    2012年9月23日(日) 17時14分

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20日、ウォール・ストリート・ジャーナル中国語版は記事「上海の日本領事館が守られたのは修繕費が高いため?」を掲載した。北京の大使館、広州、瀋陽の領事館が破壊行為の被害を受けたにもかかわらず、上海だけが無事だった。写真は在上海日本総領事館。

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2012年9月20日、ウォール・ストリート・ジャーナル中国語版は記事「上海の日本領事館が守られたのは修繕費が高いため?」を掲載した。

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日本政府の尖閣諸島買収を受け、中国では反日デモが起きた。北京市では日本大使館にインク瓶やタマゴが投げつけられた。瀋陽では領事館にレンガが投げられた。広州では領事館が入っているホテルのガラスが壊された。これらの破壊行為を中国の警察は傍観しているだけだった。

上海の領事館にもデモ隊が押し寄せたが、こうした破壊行為はなかった。あるいは修繕費が高いために控えたのかもしれない。05年、上海では大規模な反日デモ起きた。タマゴや瓶が投げつけられ、領事館の壁面は穴だらけに。

上海市政府は修繕費を提供するとして領事館と交渉を始めたが、その請求額にびっくり。なんと1000万円を超える高額だったのだ。実は領事館の壁面建材は日本からの輸入品。中国で買えるものではない。市政府は中国国内の材料で代替するよう申し入れたが、日本側は拒否。結局、高額の修繕費を負担することになった。(翻訳・編集/KT)

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