2012年9月20日、香港で撮影中のドラマ「金田一少年の事件簿」で、出演者の1人・ウーズン（呉尊）のロケ現場にファンが大挙して押し寄せた。新浪網が伝えた。

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コミック連載開始20周年を記念して、今冬にスペシャル枠で放映される「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」（仮）。ドラマの主な舞台は香港で、タオワンからウーズンやビビアン・スー、香港からコメディ俳優エリック・ツァン（曾志偉）らが出演する。

20日、香港の離島・ランタオ島の漁港、大澳（タイオー）で行われたロケには、ウーズンのファンが大挙して集結。この日の撮影は、救急車やパトカーが待機するものものしさで、事情を知らない人は大きな事件が発生したと勘違いするほどだった。

タイオーで撮影されたのは、ウーズンと主演の山田涼介(Hey！Say！JUMP)の対決場面。ウーズンは代役を立てず、殴られて地面に叩きつけられるシーンを体を張って演じ、現場を取り囲むファンから心配の声があがっていた。

尖閣諸島の日本国有化をめぐり反日感情が高まる中、先日は香港の繁華街で行われたロケで、付近の商店主らとのトラブルも伝えられた。この日は繁華街から遠く離れた郊外で行われたロケにも関わらず、多くのファンと野次馬が押し寄せたこともあり、付近の店から営業妨害だとしてクレームが持ち込まれた。困難続きの香港ロケだが、出演者らは淡々と仕事をこなしている。（翻訳・編集/Mathilda）