台湾の馬総統は中国人を怒らせても、日本人は怒らせたくないと考えている―香港紙

Record China    2012年8月27日(月) 19時35分

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25日、香港紙は「馬英九は米国の指示に従っている」と題した記事を掲載した。写真は1月、台湾総統選で再選を果たした馬総統。

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2012年8月25日、香港紙・東方日報は、「馬英九米国の指示に従っている」と題した記事を掲載した。27日付で新華網が伝えた。以下はその内容。

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台湾当局は南シナ海・太平島で実弾演習を行うことを表明、ベトナムがこれに強い反発を示している。一方、こうした強硬姿勢に対し、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題における馬英九(マー・インジウ)総統の態度はまるで正反対。どちらも米国の言いなりになっている。

今回の香港の「保釣」(尖閣防衛)活動でも、馬総統は故意に台湾抗議船の出港を阻み、大いに失望させた。だが、実は馬総統も若い頃は「保釣」派で、「釣魚島(尖閣諸島)は中華民国のものだ」と叫んでいたのだ。

ところが、先日の日本メディアの取材に対しては、「中国と手を組んで日本に対抗する気はない。釣魚島問題における主張の違いにより、台日関係が悪化することを望んでいない」と強調していた。

日本が最も恐れていることは、尖閣問題で中台が手を組むことだということは分かり切った事実。それなのに、この態度だ。どうやら、馬総統にとっては、日本・米国との関係が優先的な位置を占めているらしい。本土の中国人を怒らせることになっても、日本人を怒らせたくないということなのだろう。

馬総統が心から中華民族の利益確保を望んでいるのなら、中国本土と手を組んで南シナ海の核心利益を守らなければならない。だが、馬総統はずっと米国の言いなりで、中国本土を包囲する第一列島線の一角という役割を担い続けている。(翻訳・編集/NN)

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