2012年8月25日、環球時報によると、米オンラインニュースサイト「ザ・デイリー・ビースト」はこのほど、中国のSNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）に性的要素が浸透しつつあると報じた。SNSやミニブログの普及により中国社会の性的な面に変化が生じているという。

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これまで性的な情報は中国政府の関係機関に押さえ込まれていたが、ネット上で性的な画像や醜聞がたびたび流出したように、中国人の嗜好も他の国の人々と同様であることが明らかになった。日本のAV女優・蒼井そらの中国版ツイッター・微博のフォロワーは約1300万人にものぼる。

性的文化への興味はSNSにおいて特に活発で、セックステクニックを紹介している中国のあるミニブログはフォロワー数が約50万人に達する。運営会社が性的情報に偏りすぎている書き込みや政治的な内容の書き込みは削除するように見回っているものの、効果はほとんど上がっていない。

社会学者によれば、ウェブサイトは厳しく規制されているが、ミニブログは管理が難しいため野放し状態となっており、こうしたサービスが出会い系に利用されたり、中には違法行為に悪用されたりするケースもあるという。（翻訳・編集/岡田）