日本の家電大手はなぜiPhoneに負けたのか?―米華字メディア

Record China    2012年8月22日(水) 7時17分

拡大

19日、日本の家電大手が米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」に負けた理由を米華字メディアが分析した。写真はiPhoneのロゴ。

(1 / 4 枚)

2012年8月19日、米華字サイト・多維新聞は、日本の家電大手が米アップルのスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone」に負けた理由を分析した。以下はその概要。

その他の写真

日本の家電量販大手「ビックカメラ」1階の最も目立つメインコーナーには長い間、日本製の薄型テレビが幅を利かせていた。だが、売れ行き不調のため、それらはすべて2階に追いやられ、代わって日本ブランドではない「iPhone」シリーズがわが物顔で並んでいる。

こうした変化は日本のハイテク産業の境遇を如実に物語っている。かつて隆盛を誇った日本の家電メーカーは高い技術力をテレビに注ぐばかりで、スマートフォンの流行の波に乗り遅れてしまった。今はただ手をこまねいて見ていることしかできない状況だ。

スマートフォンはいまや家電業界の花形的存在で、デジカメやゲーム機など日本製の売れ筋商品を大きく引き離している。米調査会社Strategy Analyticsによると、スマートフォンの世界シェアはアップルとサムスンが合わせて54%。一方、ソニー、パナソニック、シャープ、富士通など日本メーカーの合計は8%にとどまった。

業界ではこうした日本勢衰退の原因について、▽国内市場を重視しすぎた▽市場の変化に鈍感だった▽消費者のし好の変化に付いていけなかった▽自分たちのソフト面の優勢を過信していた―の4点が挙げられている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携