<尖閣問題>「漁業監視船が12海里内に進入」、中国外交部が認める、日本への正式な果たし状か―香港メディア

Record China    2012年7月24日(火) 13時45分

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23日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近の海域を中国の漁業監視船3隻が航行した11日、中国外交部の報道官が記者会見で、「中国の漁業監視船は釣魚島から12海里以内に進入した」と認めていたことが分かった。写真は尖閣諸島の地図。

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2012年7月23日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近の海域を中国の漁業監視船3隻が航行した11日、中国外交部の劉為民(リウ・ウェイミン)報道官が記者会見で、「中国の漁業監視船は釣魚島から12海里以内に進入した」と認めていたことが分かった。香港中国評論社(電子版)が伝えた。

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当時、日本側の抗議に対し、劉報道官は「抗議は受け入れられない」と反発。「3隻は夏季休漁が守られているかどうかを監視するための定例巡航で、正常な公務だ」と強調したが、7日に野田佳彦首相が「国有化計画」を宣言したことに対する報復措置であることは明らかだった。

記事によると、中国の漁業監視船の航海資料はここ数年、外部に公開されることはなかったが、12海里以内に進入することは基本的にあり得なかった。尖閣問題をめぐっては、中国政府はこれまで慎重姿勢を保ってきたが、「日本の違法な支配」に対し、正式に果たし状を叩きつけた形。

日本側の強烈な反発を招くのは必至だが、「これを十分に分かった上での行動」と記事。その上で、「情勢の悪化を食い止めるには、日本側が一歩踏みとどまるしかない」と指摘している。(翻訳・編集/NN)

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