香港で中国本土客がフロア中のiPad画面を「中国共産党メディア」に!その正体は…―中国

Record China    2012年7月20日(金) 19時52分

拡大

20日、中国本土の観光客が香港のアップルストアで、店員に無視されたことへの腹いせとして、「1階に展示してあるiPadのスタートページをすべて『人民網』に設定してやった」とミニブログで自慢し、非難を浴びている。写真は香港のアップルストア。

(1 / 8 枚)

2012年7月20日、中国本土の観光客が香港を旅行中に立ち寄ったアップルストアで、店員に無視されたことへの腹いせとして、「1階に展示してあるiPadのスタートページをすべて『人民網』に設定してやった」とミニブログで自慢し、非難を浴びている。南方都市報(電子版)が伝えた。

その他の写真

「先週、香港のアップルストアでやった超スゴイこと」と自慢しているのは、ハンドルネーム「panghurui」さん。自己紹介を見ると、中国共産党機関紙・人民日報のウェブサイト「人民網」で世論モニタリングを行う「人民網輿情監測室」のアナリストとある。書き込んだのは同室の●(=まだれに龍)胡瑞(パン・フールイ)氏のようだ。

その内容は、「アップルストアで友人に頼まれたパソコンを買おうと店員に声をかけたのに、まるっきりの無視。だから、2時間もかけて店の1階に展示してあるすべてのiPadのスタートページを『人民網』に設定してやった。どうだ、思い知れ!」というもの。実際に「人民網」になっている画像も添付されている。

この書き込みにネットユーザーは大きく反応。わずか数日で1万5000回も転送され、コメントは3000件を超えた。「店員は素養が低そうな客だと思って相手にしなかった。そんなやり方で報復しても、『やっぱり素養が低かった』と思われるだけ」「31年生きてきて、こんなくだらない人間を見たのは初めて」など、ほとんどがパン氏の行為を非難するものだ。

では、これほど大きな反響を世論モニタリングのプロである本人はどう思っているのだろうか?南方都市報の記者が取材依頼をしているが、今のところパン氏からの返答はないという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携