発明特許の登録件数が100万件に―中国

Record China    2012年7月18日(水) 9時32分

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16日、中国国家知識産権局の田力普局長は中国の100万件目となる発明特許の証書を発行した。写真は天津科技大学の研究所。

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2012年7月17日、人民網日本語版によると、中国国家知識産権局の田力普(ティエン・リープー)局長は16日、中国の100万件目となる発明特許の証書を発行した。100万件目となった特許の名称は「トウモロコシ葉の仮想モデルの制御面要素区分法」。

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今年6月末の時点で、同局が受理した発明特許出願件数は累計311万4000件。発明特許登録件数は累計100万件に上った。うち、国内の発明特許は51万8000件。1985年に初の発明特許が登録されて以来、中国はわずか27年間で発明特許登録数100万件という目標を達成し、世界最短で同目標を達成した国となった。

専門家によると、近年の中国発明特許登録は以下のような特徴を見せている。

(1)発明特許の年間登録件数が急速に増加している。2001年以降の年間登録件数の年平均増加率は26.8%に達した。2011年度は前年比27.4%増の計17万2000件が登録され、年間登録件数は2011年と比べ約11倍となっている。

(2)国内出願者の発明特許登録が占める割合が絶えず高まりつつある。中国の発明特許年間登録件数のうち、国内出願者が占める割合は2001年には3分の1以下だったが、2009年には初めて半数を上回り、2011年には3分の2に近づいた。国内の登録件数が国外を下回るという状況は完全に逆転した。

(3)国内で職務発明登録の割合が徐々に高まりつつある。国内の発明特許登録のうち、職務発明が占める割合は2000年の50%から2011年には84.8%に高まった。これは主に、国内企業による発明特許登録件数が大幅に増加したことによるもの。企業の発明特許年間登録件数は2000年の1000件から2011年には5万8000件に増え、58倍となった。(編集/TF)

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