2012年7月16日、聯合早報によると、香港と中国本土の間で偽装結婚が再び増加している。以前は中国本土の女性が香港の男性と偽装結婚するケースが大半を占めていたが、今度は逆に香港の女性が中国本土の男性と偽装結婚するケースが増えている。

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香港紙・文匯報によると、偽装結婚ビジネスはインターネット上で結婚相手募集の掲示板を通じて行われており、簡単に金銭を手にできることからアルバイトなどで生活している20〜25歳程度の若い香港女性が主なターゲットになりつつある。1回の偽装結婚で得られる報酬は10万香港ドル（約100万円）。報酬は4年以内の分割支払いだが、途中で離婚しても3万香港ドル（約30万円）は手に入るという。

香港特別行政区政府の入国管理局はこうした偽装結婚ビジネスへの警戒を強めており、偽装結婚に関わった場合には詐欺罪などが問われ、最高14年の懲役刑になり得ると注意を促している。（翻訳・編集/岡田）